パニック発作がやってきた32

パニック発作がやってきた32

パニック障害と自律神経失調症を発症した当初を綴る過去日記です。

対人関係が原因で発症し、会社はパワハラと認定してくれました。

そんな過去を少しずつ書いています。

パニック障害になってしまった人間の1例としてご覧ください。

 

継続記事になりますのでこの記事から読み始めても内容が分かりません。

始めて来られた方はシリーズその1から目を通していただけると

話の流れが分かります。

記事数も増えてきましたので暇つぶし程度に読んでいただければ幸いです。

 

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パニック発作がやってきた

シリーズその1から

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新しい職場環境に身を置いて1か月ほど経った頃から

事態は少しずつ悪い方に向かって行った。

Aさんがまた僕の車に乗せてくれと言うようになってきたのだ。

きっかけは、ある雨の日の夜。

僕もAさんも残業をしていて遅くなっていた。

時間が遅かったこともありRさんはとっくに帰宅していた。

外は雨。

職場から最寄り駅までは少々歩く必要がある。

雨雲レーダーを見るとこれから更に雨脚が強まる感じだった。

強めの雨の中歩いて帰るには少々時間も遅いし

互いに残業してどの程度疲れているかは分かっていた。

さすがにこの雨の中はしんどいだろうな…

そう思った僕は

「もう遅いですし雨も強くなりそうですから送りますよ。」

そう声を掛けたのだった。

まさかこの1回が再び辛い状況を招くことになるとは…。

この10か月余りで改心したと高をくくっていたことを後悔することになるのであった。

 

丁度この頃は残業することが多く定時上がりをするということがほぼ無い時期だった。

当然帰る時間は遅くなることが多くなるわけだが

それまでRさんと共に帰っていたAさんも同様に

残業が長引くとRさんに待たせては悪いと先に帰ってもらっていた。

それをなぜ知っているかと言うと

僕が煙草を吸いに喫煙所に行くと

先に来ていたAさんが教えてくれたりした。

別にこっちからは聞いていないのだが。

それを聞いたからと言って僕が車に乗せるという言葉は出さないでいた。

よほど困っている事態なら譲歩するが

これまでの経緯を考えれば僕が気にかける必要はないと思っていた。

Aさんからもこの1か月間打診されなかったし

今の部署に戻ってきて夜勤以外の毎日仕事を共にしていても

僕の車に乗せてくれと言うようなことは無くなっていた。

完全に安心しきっていた。

もう大丈夫なんだと。

僕の言葉は十分伝わったのだと。

それが

たった1回

気遣いから掛けた言葉を切っ掛けに振出しに戻ることになってしまった。


「すまん、ゆうまる」

Aさんに声を掛けられた。

残業中、そろそろ終えて帰ろうかと思っていたときだった。

「どうしました?」

すっかり安心しきっていた僕は仕事の話だと思って返事をした。

「Rも帰ってるし、帰り乗せてってくれないか?」

……

はぁぁぁぁぁああああああああ?

またか!?

またなのか!?

ひょっとしてたった1回乗せたことで

僕の怒りが収まって

次から乗せてもらえるとか勘違いしているのではないか?

そんなことが一瞬にして頭をよぎる。

僕が何でわざわざ2人きりの車の中で注意したか分かっていない。

Aさんの家庭の事情やRさんとの不倫に巻き込まれるのは御免だ!

そのために運転手のように使うな!

大きな声をあげたくてもAさんの立場や会社の事を考えたら

人目に付かない形で苦言を呈することが最善だ。

こんな話、人前で言えるわけがないだろ!と。

そんなしがらみさえ鑑みず人前で注意出来ればどれだけ楽か。

僕は周囲から同情を買い

Aさんは蔑みの目を受けるだろう。

しかし、それは出来ない。

今でも面白がって探っている人も居る。

本人たちもバレることを望んでいるわけじゃない。

隠したいのだ。

それが分かっているからこそ場合によっては協力した。

だが、協力に必要な気持ちを害されるほどに我儘を言われ過ぎた。

だから突き放した。

そのことは十分に理解してくれたのもだと思っていたのだが。

違った。

どうやらAさんにとって

僕がまた車に乗せてくれるようになれば

怒りが静まった合図だとでも思っていたのだろう。

何の気なしで「また乗せてくれ」と言ってきたのだ。

読んでいただきありがとうございました。

次回はパニック発作がやってき33です。

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