パニック発作がやってきた46

パニック発作がやってきた46

パニック障害と自律神経失調症を発症した当初を綴る過去日記です。

対人関係が原因で発症し、会社はパワハラと認定してくれました。

そんな過去を少しずつ書いています。

パニック障害になってしまった人間の1例としてご覧ください。

 

継続記事になりますのでこの記事から読み始めても内容が分かりません。

始めて来られた方はシリーズその1から目を通していただけると

話の流れが分かります。

記事数も増えてきましたので暇つぶし程度に読んでいただければ幸いです。

 

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パニック発作がやってきた

シリーズその1から

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主任さんと帰りがバッティングするから待ってくれなんて…。

今日みたいな日は今後も間違いなくあるであろう。

我儘も大概にしてくれと思っていたが

僕はここで今後が少し楽になるかもしれない案を思いついた。

 

別の日

この日も遅くまで残業していた。

前回と同じように残っていたのは

僕・Aさん・主任さんだ。

前回と違うのは今日は

もうすでにRさんがいつもの場所で

スタンバイしているということを知ってることだ。

「今日、Rいるから。頼むわ。」

着替える前にボソっとAさんに言われた。

それを聞いた僕は心の中で

だったら歩いて行けや!と思いながら

思いついた案を実行するために

感情を押し殺し了解と合図をした。

……

事務所を出て車に乗り込む。

隣にはAさんが乗っているが主任さんが帰るまで車は発進できない。

前回と同じだ。

その車中

A「早く主任出てくんねーかなー?なあ?」

僕の方が主任さんに早く出てもらいたいと思っているんじゃないか?

という感情を抑えながら

僕はAさんに話しかけた。

僕「主任さんと帰り時間が同じになるなんて今後もあるでしょ?

  だったら、Rさんとのこと主任さんには言って下さいよ。

  信用できない人じゃないでしょ?

  それにこういう風になるたびに待たされるなんて嫌ですから。」

 

そう、僕の理解者を増やすことが出来るかもしれないのだ!

これまでは自分の意思を押し殺してきた。

だが、今、僕は自分の意思を伝え

尚且つ自分一人でモヤモヤしなくて済むようになるかもしれない

一筋の光明が見えた気がした。

主任さんは人柄も人望も技術も知識も手本になるところが多い。

面白いことも言うし場を締める事も出来る。

人の秘密を簡単に口外するような人ではないし

僕よりも組織の事を考えて動いている。

主任さんがAさんの事情を聞いたとしたら

おそらく僕と同じく

会社の事も考えて動いてくれるだろう。

であれば、僕と主任さんで口裏を合わせることも容易だ。

今日みたいな日だって

僕ら3人しかいない日にAさんが僕の車に乗らず

歩いて待ち合わせ場所に行こうとも

何も言わず送り出してくれるだろう。

我ながら妙案だと思った。

主任さんを味方に引き込めるチャンスが来ようとは!

僕は懇願する思いでAさんに言った。

すると

A「……いや~。無理だわ。」

僕「なんで!?」

A「主任は信頼できるけどバレたらやだし…。」

……

いやいや、もうすでに大いに噂が立ってるんですが…?

その火消を僕は陰でやってるんですが?

 

ここへ来て改めて認識したが

Aさんは自分の行動に何も問題が無いと感じているらしい。

自分の行動から不倫がバレることはないし

そもそもバレてない。

そんな軽率な行動は取っていないし

自分から秘密を知る人を増やすようなことはしたくない、と。

 

だが、実際は相手方の社員さんからは「見た!」という人も居るし

かなり疑われている。

事実、疑っている人は正解なのだが。

当の本人たちは自分の行動・立ち振る舞いに問題ないと思っている。

頑なにそう思っている人の思考を変えることは難しい。

注意したところで聞く耳なんて持ってくれない。

だから僕が裏で火消しをしてきたのだが…。

今回の件もそうだ。

いくら主任さんの人柄を信用しているとはいえ

秘密をバラされない確証などどこにもない。

確証が無いから自分から話すことはしない。

この場だってゆうまるが待ってくれれば済む話だろう?

ほんの10分、15分の話じゃないか。

そう言いたいのだろう。

だが、僕はここで引き下がるわけにはいかない!

こんなチャンスそうそうないんだから。

僕「そうは言ってもね、こっち意見も考えて下さいよ。

  今だってRさんは少し前から待ってくれてるんでしょ?

  僕と主任さんがもう少し残業するつもりだったらどうするんですか?

  もっと長い間Rさんを待たせといていいんですか?

  もし主任さんが知っててくれれば僕や主任さんの時間なんか気にせずに

  帰れるんですから。」

最もらしい理屈だろう。

僕の利よりAさんの利を前面に出すことで話を聞き入れて貰い易くなっただろうか。

僕の本心は僕の利の為でしかないが

そこを前面に出す必要はない。

AさんにとってはRさんが最優先のはずだ。

説得の言葉として間違った方向には行かないだろう。

僕は願う気持ちでAさんの返答を待った。

A「ん~、しゃあねぇ、言っか!ただ、タイミングもあるからちょっと待ってくれ。」

タイミングとは?

Rさんが了承するとか説得するとそういうことだろうか…。

若干茶化した感じはあったが

Aさんは確かに

Rさんとのことを主任さんに話すという僕の要望を受け入れてくれた。

これで少し変わるかもしれない。

味方を得られるかもしれないという希望が僕の気分を楽にさせた。

読んでいただきありがとうございました。

次回はパニック発作がやってきた47です。

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