パニック発作がやってきた48

パニック発作がやってきた48

パニック障害と自律神経失調症を発症した当初を綴る過去日記です。

対人関係が原因で発症し、会社はパワハラと認定してくれました。

そんな過去を少しずつ書いています。

パニック障害になってしまった人間の1例としてご覧ください。

 

継続記事になりますのでこの記事から読み始めても内容が分かりません。

始めて来られた方はシリーズその1から目を通していただけると

話の流れが分かります。

記事数も増えてきましたので暇つぶし程度に読んでいただければ幸いです。

 

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パニック発作がやってきた

シリーズその1から

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そろそろ決着をつけてもらいたい。

僕がそう願うのはAさんの不倫を主任さんに話してもらうこと。

つまり、僕の味方になり得るかもしれない人が増える可能性がある話である。

そんな淡い期待を寄せてAさんに言及してから

早1か月が過ぎようとしていた。

この3週間はこれまでのように僕らと主任さんが帰りの時間で

バッティングする機会が無かったため

Aさんが主任さんに話したかどうかは分からない。

この間あえて聞いてもいない。

言及してから数日後には話していなかったが

あれから1か月。

さすがに話しているだろう。

そう思っていたある日、久しぶりに3人とも遅くまで残業する機会があった。

仕事を切り上げるタイミングは3人とも一緒だった。

各々支度を済ませ事務所を出る。

今回こそAさんは事務所から右手に進むだろう。

そう思っていたが

 

今回もAさんは左手、僕と同様に駐車場がある方に歩いてくる。

 

ま、まさか…

 

案の定Aさんは助手席に乗ってきた。

A「すまん、頼む…。」

言葉もない。

あれから1か月。

僕の想定していた猶予はとうに過ぎていた。

僕「申し訳ないけど、もう出ますよ。」

A「ちょっとだけ待ってくれよ。」

僕「僕に前言ったこと覚えてないんですか?」

A「……。」

僕「…はぁ。10分待ちます。主任さん出て無くても僕は出ますから。」

そう言って10分過ごす。

バッティングしてしまうかは主任さん次第だが10分以内で出ることもある。

ただ、今回僕が車を留めていた場所はバイクの駐車場が見えない場所だった。

つまり主任さんが出たかどうか分からない。

エンジン音を聞いていれば出発したかどうか分かるのだろうが

僕は気が立っていてその事を失念していた。

車内に掛る音楽に耳を傾け気を紛らわすことで一杯だった。

 

そうして約10分後

僕は宣言通り車を発進させた。

Aさんはどういう顔をしていたのだろう?

顔色を見る気にもならなかった。

怒りか

焦りか

不安か

僕は100m先を目指して進む。

 

1つ角を曲がるとロングストレートに出る。

その1つ目の交差路でRさんは待っている。

待っているというより息を忍ばせているというべきか。

ロングストレートからは見えない位置に車で待機している。

いつもロングストレートの道端で車を留め

AさんはRさんの車に乗るために僕の車を降りるのだが…

今回はそうもいかなかった。

 

バックミラーに映る光が差し込む。

僕が曲がった角とは違う方向から

1つのライトが僕の車に向けて光を放っている。

僕が進んでもライトは小さくならない。

一定の距離を保っている何か。

 

あれは…。

 

主任さんのバイクだ!!

読んでいただきありがとうございました。

次回はパニック発作がやってき49です。

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