パニック発作がやってきた58

パニック発作がやってきた58

パニック障害と自律神経失調症を発症した当初を綴る過去日記です。

対人関係が原因で発症し、会社はパワハラと認定してくれました。

そんな過去を少しずつ書いています。

パニック障害になってしまった人間の1例としてご覧ください。

 

継続記事になりますのでこの記事から読み始めても内容が分かりません。

始めて来られた方はシリーズその1から目を通していただけると

話の流れが分かります。

記事数も増えてきましたので暇つぶし程度に読んでいただければ幸いです。

 

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パニック発作がやってきた

シリーズその1から

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パニック発作がやってきた

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さて、Aさんの所長になる際の目標と言うのは

『自分が所長としてここを去る時にレベルが落ちると言われないようにしたい。』

というものだった。

ざっくり言えば

Aさん自身もずっとこの職場で所長をするわけではない。

いつかはここを去る時が来るのだが

その際にAさんが居なくなることによって

事業所のレベルが下がると言われたくない。

残った人たちの力で安心して任せられるくらいの

レベル向上をさせた上で異動したい

という感じだ。

 

現にこの時の職場は

新卒や入社2~3年目の若手がどんどん入って来る代わりに

ベテランが抜けていくという

人の入れ替えと若返りが激しい時期だった。

自然と小難しい業務は中堅~ベテランが担うようになったが

中堅~ベテランでも能力や知識には差があるので

出来る(やれる)人により多くの負荷が掛ることが多く

正直パワーバランスが良いとは言えなかった。

人同士のぶつかり合いはほぼ無い穏やかな職場ではあったが

それはマンネリ化した体質が有ったとも言える。

既存の業務が出来ればいい。

新しい考え方を極力避ける。

そんな考えの方も多く

過去の経験からしかアドバイスができない

そのため、新しい業務へのチャレンジをしなかったり

誰か前例がある業務にしか手を出さない

若手へのアドバイスも自分の経験談しか話せない。

そのアドバイスもなんの根拠もない実は間違った情報だったりする。

もちろん間違っていれば訂正させてもらうのだが

これが本人には中々響かない。

これはひょっとしたら相手が僕だからという事もあるのかもしれない。

だから僕は自分の言葉に説得力が欲しかった。

それには周りに認めてもらう必要があるのだが

そのためには年齢なんて関係なく

知識や技術を身に付けて

頼られる存在になる必要がある。

また、そういう部分で僕より秀でている人もいるが

人数が少なすぎて全体をカバーしきれない。

人材を育てることと業務を履行する中で

毎日必ずこなさなくてはならない業務もあり

人材育成に充てる時間がなかなか取れなかった。

人材育成に力を入れる方は時間を見つけては

若手を連れ出して勉強する機会を作ったり

嫌にならないように

何気ない雑談の中に知識アップの話を盛り込んだりしていた。

若手は個々により吸収速度は違うが

それでも真面目に取り組む人が多く成果は得られていたが

これがベテラン勢ともなるとそうもいかない。

ベテラン勢に新しいことを伝えても中々伝わらない。

しょうがない部分もあるのだが

これまでの経験やプライドが

自分より若い人間からの意見を拒絶するのかもしれない。

そうした部分が垣間見ればこちらも無理には伝えない。

気持ちよく仕事をしてもらうために

体よく適材適所というものを使わせてもらう。

その分新しいことは若手に学んでもらうのだが

ベテラン勢に伝えるのとまだまだの若手に同じことを

覚えてもらうには基礎知識や技術のあるベテランの方が

圧倒的に教育に掛る時間は短くて済む。

若手に新しいことを覚えてもらう前に

まずそこに至るまでの基礎知識や技術を身に付けてもらう時間が必要なのだ。

しかし

ベテラン勢の出来る仕事量は変わらない。

若手がこなせるようになるまでの時間はかかる。

若手を育てる時間が必要。

通常の業務+若手が育つまでの業務はやれる人がやる。

かといってやれる人と言うのも人数に限りがある。

結果

業務負荷の偏りが起き

出来る人の業務負荷が大きくなる。

併合して教育のできる人材が教育のために使える時間が取れない。

つまり

若手が育たず今の状況は打開できない。

ということになっている。

この年もS所長が抜けて補充されるのは新卒の方だった。

変な話ではあるが

所長クラスが抜けて新人が入ってくれば

間違いなくレベルは下がる。

ここ数年、そんな状況が続いていた。

全体のレベルアップと言うのは

Aさんでなくても

業務負荷を負っている人からすれば

急務の事態であることは重々承知していた。

一応僕もその1人に当たるわけだが…。

読んでいただきありがとうございました。

次回はパニック発作がやってき59です。

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