パニック発作がやってきた②

パニック発作がやってきた②

パニック障害を発症した当初のお話です。

シリーズもので少しずつ記事を増やしていこうと思います。

パニック障害になってしまった人間の1例としてご覧ください。

前回記事はこちら

先ほどまでの心臓の違和感からすっかり解放され昼食の時間を迎えた。

食事をしている最中もさっきのことが頭から離れない。

 

ひょっとしたら何か大きな病気なんじゃないか?

これは倒れてしまう前触れで、早いうちになんとかしないとマズイやつなんじゃ…

モヤモヤした気持ちで昼食に箸が進まない。

同僚も先程の状況を心配してか、言葉少なく食事を取っていた。

 

 

急に心臓がバクンッとなって

その途端、動悸がして、呼吸も苦しくなって

少ししたら落ち着いたけど

死ぬかもしれないほどの気持ちになるくらい身体に異常を感じた。

何もないわけない!

早くなんとかしなければ…

結局食欲は湧かず昼食を半分近く残し

昼休み時間を使ってパソコンで自分の症状を調べてみた。

 

調べたキーワードは

「心臓 急に動悸 呼吸がし辛い」だ。

あの時感じた自覚症状をそのまま文字にして調べた。

出てきた結果は

 

・不整脈

・心筋梗塞

・心臓弁膜症

・更年期障害

など。

今改めて調べればもっと多くの病気が出てくるが

当時は病気に対する知識もなく

目についた言葉に驚愕し

その詳細を追うことで精一杯だった。

どれも詳しく知るには昼休みはとても短い。

何とか自分の症状につながるものは無いかと調べていたが

病名と症状を知れただけで昼休みが終わってしまった。

モヤモヤした気持ちのまま、午後の仕事の開始時間を迎えた。

 

午後の始業前ミーティングで先程起きた身体の変調を報告した。

少し無理をしない形で仕事をさせてくださいと付け加えて。

僕の職場はその辺りは融通が利く良い環境だった。

仕事内容にもよるが

・大変なのはお互い様

・辛いときは助けを求める

・体調が悪いときはすぐ報告

・誰かの穴はみんなで埋める

そういう雰囲気がある。

ずっとこの中で仕事をしていたから

報告も気兼ねなくさせてもらえた。

午後の仕事をしている最中も

ずっと頭にはさっきのことが渦巻いていた。

もし本当に身体のどこかが悪くて

大きな病気の前兆だったとしたら…

「病院…行った方がいいかな?」

そう思いながら仕事をしていたが

結局終業まで再び身体に異変を感じることは無かった。

仕事を終え作業服から着替える。

次の日は土曜日だったが翌日も仕事だった。

僕の仕事は日勤と夜勤の2交代制

365日仕事は回っている。

公休はひと月8日か9日。

夜勤後は原則必ず取ることになっていて

その他日勤のスケジュールに合わせて休みを決められる。

やや変則的なシフト制だ。

日勤勤務時間は約9時間。

夜勤勤務時間は約15時間30分。

夜勤が長く感じられるが

間に食事休憩や仮眠休憩(2時間半)があるので実働時間はもう少し短い。

僕は日勤と夜勤両方をしていた。

僕の夜勤回数は月に4~5回で、多い人は8回位ある。

夜勤は勤務人数が決まっていて欠員を出すことはできない。

もし病欠などがあれば代わりに誰かが入る。

急な病欠で夜勤に欠員が出た場合、日勤者がそのまま夜勤に当たることが多い。

もちろん、病欠は非常時だし労働基準法にも則った形で対応している。

健康面で問題ないと判断出来たら、自ら手を挙げる人もいる。

ただ、日勤→夜勤の連続は24時間勤務となってしまうため

病気をして代役をお願いした側としては

申し訳ない気持ちでいっぱいになる。(僕だけではないはず)

 

僕は翌日の土曜日は日勤、翌々日の日曜日は夜勤の予定だった。

体調如何によっては勤務に影響が出てしまうかもしれないな。

昼以降体調も変わってないし、ひょっとしたら寝不足とかあるのかもしれない。

今日は早く寝よう。

帰りの車の中でそんなことを考えていた。

 

 

その時だった。

読んでいただきありがとうございました。

次回はパニック発作がやってきた③です。