急行電車にチャレンジ!

急行電車にチャレンジ!

こんにちは。

ゆうまるです。

僕はパニック障害になって電車に乗ることができなくなりました。

何度も練習してようやく各駅停車に乗れるようになりました。

今回は前回記事 1か月振りの心療内科。電車チャレンジに向けて。の続編

急行電車にチャレンジした話です。

今回は急行電車に乗ってやるんだ!

そう意気込みホームで待つ僕の立ち位置は

乗り入れ口のずーーーっと後ろです。

気持ちはあるのだがなかなかどうして、列に並べるほど覚悟が決まりません。

 

次第に電車を待つ人たちで少しずつ列も長くなり

並んでいないと見せかけて

実は並んでいた気持ちの僕のすぐ近くまで

人の列が迫っています。

「こ、このままでは列に飲まれてしまう!」

そっと列から離れ人の少ない場所に移動…。

 

いいんですっ!

電車なんて放っておいてもどんどん来るのですから。

自分のタイミングで乗ればいい。

誰に強制されているわけでもない。

今日は急行電車に乗ることが目的であって

人がいっぱいいる中に無理して飛び込むのは

もう少し後でもいい。

……

そう心に言い聞かせます。

焦る心は不安を煽る。

パニック障害の心理です。

まずは慌てないこと。

不安を意識することは不安を呼び寄せることに繋がります。

1年半パニックと付き合ってきて

これを理解してからは大分気分も変わりました。

焦らず

自分のペースで

目の前のできることに集中する。

周りの事は気にしなくていい。

もっと自分に我儘でいい。

大切なことです。

 

目の前にはどんどん人の列ができていきます。

やってくる電車次第ではなかなかの乗車率になるかもしれません。

よし!

1本見送ろう!

時間はたくさんある!

少しずつ。

少しずつだ。

 

しばらくすると目の前に急行電車が到着しました。

思ったより人が降りていきます。

それと入れ違いに

並んでいた人たちも

続々と電車に乗り込んで行くと

予想外の光景が…。

 

あれ?

思ったより空いてる?

座席こそ空いていなさそうでしたが

立っている人もまばらで

ドア付近も人が居ません。

こ、これは!

行ってもいいのでは?!

先程まで尻込みしていた気持ちが

一気に逆転しています。

次の電車はこの電車よりも人が少ないかもしれないけど

目の前の電車も決して悪くない!

僕は意を決しました。

「乗るしかない!このビッグウェーブに!いや、電車に!」

 

特急電車の待ち合わせで停車時間が長かったこともあり

ゆっくりと電車に足を踏み入れました。

発車までの時間にきつくなれば

降りてしまえばいい。

それでいい。

取り敢えず乗ってみよう。

僕は電車に乗り込むと

ドア付近の手すりに手を掛けました。

おそらく電車に乗れなくなることを経験した人が

最も安心するポジショニング

それがドア付近だと思います。

実際逃げ出すかどうかは別にしても

落ち着かない場所よりも

落ち着きやすい場所に身を置きたい

という気持ちが非常に強くなります。

各駅停車なら僕も座席に座ったり

真ん中の手すりでも平気になりましたが

今回はとりあえずドア付近です。

幸い人も居ませんでしたし

僕の我儘で迷惑にはならないでしょう。

しばらく待っていると

特急電車が横を通過していきました。

さあ!

いよいよです!

僕を乗せた急行電車が発車します!(大げさ)

 

アナウンスとともにドアが閉まります。

その瞬間

一瞬動悸が始まりそうになるのを感じました。

1拍 ドクンっ!と。

普段と違う鼓動を感じると言いますか

パニック障害になったばかりの頃は

こうしたちょっとした身体の異常を

敏感に感じ取っては

自分で不安を煽って

パニック発作に発展させてしまっていました。

何度も何度もその経験をして

その度に苦しい思いをしたおかげで

今では対応も出来るようなってきていますが。

最も対応の効果があるのはリラックスできる環境にあるときです。

今回は苦手なことに立ち向かっていく瞬間。

どちらかと言えば気を張っている環境です。

「大丈夫、焦る必要はない」

そう言い聞かせながら

僕なりの気持ちの入れ替え方法を実践します。

頭の中に川が流れていくのをイメージし

その川に『違和感と感じているもの』を流していく

そうすることで少し気持ちが楽になります。

これをするようになってから

嫌なことがあっても

前よりも気持ちを流すのが楽になりました。

今回も同じ。

電車に乗ったまでは良かった。

ドアが閉まる瞬間に感じた違和感で

パニックになるかもしれないと思った。

その考えを頭の中の川に流していきます。

そうイメージしている頃には

僕の事などつゆ知らず

とっくにドアは閉まり

電車は走り出しています。

後は目標の1区間行ければ…

時間にして5分強でしょうか。

出来れば身体に意識が行かないようにしたい…

外の景色を見たり

一緒の電車に乗っている人たちが何して過ごしているのか見たり

意味もなく中吊り広告を隅々見てみたり

僕は普段からスマホはあまり弄らないので

電車の中で半分以上の人がスマホを操作している姿を見て

少し面白く感じたり

座席1列に1人くらい小説を読んでいたり

どっかから猫の鳴き声が聞こえてきて

幻聴か!?と思ったら

本当に猫を抱えたマダムが座っていたり。

そんなことをしながら

心の中では

「早く到着してーーー」と願っていました。

 

1駅、2駅と通過するたび

もうすぐ、もうすぐと気が逸ります。

すると、車内アナウンスで

「次は〇〇ー。〇〇です。お出口は右側です。」

到着のアナウンスがコールされました。

それから程なくして電車が停車しました。

万感の思いで電車降ります。

ついに!

思いのほかすんなり!

急行1区間を超えることが出来ました!

出来た時は甘いと思えるくらい自分を褒める。

良くできた!

乗れたじゃないか!

あんなにも各駅停車でさえ乗れなかったのに(その辺りは過去日記で触れると思います)

またチャレンジしよう!

少しずつできるようになろう。

そう思えます。

 

心療内科の先生も言っていました。

気力と体力が回復してきたら

苦手だと思うことにチャレンジしよう。

最初から無理はしないで大丈夫

少しずつ進めば

前みたいに戻れるから。

 

パニック障害になって

電車に乗れなくなって

長い時間かけて

ようやく急行の1区間乗れました。

電車がなんでもない方にとってはどうでもいいような話。

電車というのは便利な乗り物で

大きなトラブルが無ければ

確実に目的の駅まで連れて行ってくれます。

車と違って運転する必要もありません。

寝てたって着いちゃうんです。

これってすごいことですよね?

そんなこと今はもう当たり前なんです。

だからみんな利用するんです。

でも、パニック障害がきっかけで

電車に乗ることができなくなってしまう人もいます。

本当は電車が大好きで乗りたい

そんな方の中にも

電車に乗れなくなった人もいるんです。

多くの方が克服したという話は聞きます。

でもおそらく全ての方ではないでしょう。

中には何度も何度もチャレンジしているのに

ずっと阻まれてしまっている人もいると思います。

どうかそういう方が身近にいるなら

声を聴いてあげて下さい。

少しだけでいいので寄り添ってあげて下さい。

力になれなくてもその気持ちだけですごく救われます。

新しいことに踏み出す決意ができることもあります。

僕が今回踏み出せた1歩は

たった1区間の急行電車でしたが

前のような生活に戻るために

長い時間を掛けて得た大きな成果として自信になりました。

無理せず

焦らず

地道に

次は2区間。

そうやって苦手を克服して

温泉とか行きたいなー。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

また読んでいただけると嬉しいです。

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